2015年10月25日日曜日

欲音ルコが語る【パジャマパーティー】前




(心の声)
なんかやだな~断ったら根に持ちそう。

大体何で深海サメなんだよ?

そういえばノコギリザメも深海魚の分類だっけ?




週末、特にご両親が不在の時は、
学生の頃は夜更かししてた子は
多いと思います。






※!WARNING!※



以下の文章・内容は、
実際のボーカロイドとは無関係です。


この記事に掲載されている写真は、
私・当ブログの管理人が撮影した
写真を使ってます。
(一部変な画像があります。)


今回からUTAUの欲音ルコさんが登場します。



















私(ブログ管理人):
それでは、キョテル先生、
私がいない間、宜しく頼みましたよ。







はい、分かりました。

が、何故

キョテル

なんですか?






私:
キョテルじゃないですか。笑







「ヨ」を小さくしないでください






私:
時に、お隣の寮にて引きこもってた子がようやく部屋から出る様になったの知ってますか?







え?隣のって、重音テトさんらが
いる寮ですよね?

引きこもりの子なんていましたっけ?

名前はなんて言うのですか?






私:
えーっと確か・・・
あ、ごめんなさい、もう時間なので行ってきますねキョテル先生。

あと、週末は夜更かしする子が出てくると思いますのでしっかり見張っててくださいね。







は、はぁ。夜更かしを、ですね。

(小声)だからキョテルと呼ぶなボケナス






私:
何か言いましたか?
(#^v^)








なっ、なんでもありません!!

行ってらっしゃいマスター






私:
いいんですよ、隠さなくても。
では、行ってきます。






<その後、17時にて。>







じゃあマシュターは出張だから、
明日の晩まで帰ってこないんだね。



そういうことになりますね。



じゃあパジャマパーティーの
準備しなきゃね。



パジャマパーティーって何ですか?



え?キヨテル先生
パジャマパーティー知らないのですか?



キヨ、やったことないのか?

飲食しながら夜遅くまで
お喋りして楽しむことだよ。

まあやってるのは大半が女子だけどな。



ほら、女子と縁がなさそうな兄さんも
知ってるんだからさー。



毎回思うけどお前俺の事よくディスるよな



とにかく、マシュターが帰ってこない
今夜がチャンスなんですから。



そうそう、マシュターがいるとできませんが
今晩しかないじゃないですか。



夜遅くまでと言いましたね?

ダメです、私が許可しません。



なんでですか?



マスターに頼まれたのですよ。

自分がいない間に夜更かしする子が
出てくるだろうから止めるようにと。



そんな固いこと言わずにさ~。

許可してくださいよ~。

キョテル先生



なんだよその呼び方は!?

マスターだけでなくアナタまで!!



キョテルさんキョテルさん。

パーティーの許可お願いいたします。



ふざけないでください、もう許しません。

変な名で呼んでおいて
誰が夜更かしを許可させますか。怒



呼びやすいじゃないですか。

キョテル先生。笑



呼びやすくても嫌なものは嫌なんです!

私の人権を無視して!



そんなキヨに一言。

マスターからのメールは確認したか?



はい?メール?



先生、見てないのでしたら、
今すぐ確認した方がいいですよ。


どれどれ?

あ、確かに1通未読のが届いてる。

内容は・・・




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私が出張中とのことでキョテル先生には
夜更かしを止めるよう頼みましたが、
やっぱり良いです。

夜更かしを許可します。

ちょっと可愛らしい猫さんに出会って。

写真添付したので、ご覧ください。







ね、カワイイでしょ。笑

テーブルの上に乗っかってるんですよ。

 Λ Λ
(>ω<)




■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■





たかが猫1匹に出会って上機嫌になるって
どんだけ気まぐれなんだあの人は!?



こらキョテル先生。

ここはマシュターの偉大さに
深く感謝するべきでしょ!



そうですよ、このボケナス!



ボケナスって言うな!泣



ボケナスっていったらさ、
メールの続き、まだあるぞ。

キヨ、マスターを怒らせるようなこと、
何かやらかしたのか?



そんな、私はなにも


あ本当だ

何か怒りのメッセージが。


えっ!?




■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■




ただし、条件があります。

今日一杯、キヨテル先生のことを

キョテル先生

と呼ぶことです。

私の手作りアイス勝手に食べたので。

同時に今朝出かける間際では、
私のことをボケナスと言ってきました。




■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■





なんてことしてるんですか。

キョテル先生



その上ボケナスだなんてまぁ酷い!



あ、アナタ達だって普段あの人のこと
色々言ってるではありませんか。



私たちは私たち、先生は先生。

今回の件はキョテル先生に非があるかと



あとあのアイスってKAITOのじゃ?



まさか俺のだと思って食ったのか!!

だからテメーはキョテルなんだよ!



だからキョテルってなんだー!!
もー知らん!

ファミリーパーティーでも
パジャマパーティーでも
なんでも勝手にしなさい!

私は寝る!!



きゃりーぱみゅぱみゅの曲かよ






<そうしてキヨテル先生はご機嫌斜めになりながらご自分の部屋へ戻りました。
 部屋へ戻った直後にキョテル先生は>







あれ?他にも何かマスターから
聞いたような気が・・・

まいっか。






<そうして21時を迎えました>














じゃ、お菓子用意したぁー?



もっちろん。

ポテチに、チョコレートに、
クッキーに、あと宅配で届いたピザ。



飲み物は用意したぁー?



そりゃーもう。

クラフトコーラに、
クラフトジンジャエールに、
クラフトサイダーに、
あと水出しコーヒー。



コーヒー以外クラフト炭酸かい



お酒用意した?



え?酒飲むの?



勿論用意したわよ。



酒ってハクさんとMEIKOさん
以外に誰が飲むのですか?



飲める人って、ルカさん飲むわよね?

あとLilyちゃんも。



そのLilyちゃんがいないんだけど?



ちょっと部屋まで行ってみてくる。



私も一緒に行く。






<Lilyさんの部屋に行ってもいませんでした。
 代わりにがくぽ君の部屋から彼女の声が聞こえたので、覗いてみれば・・・>







お願いしますぅ~

これ着て私たちの部屋に来てぇ~

カオナシ姿のがくぽ君見たいぃ~

そして「あ・・・あ・・・」と言って



嫌でござる!

女ばかりの部屋に男一人とか!

拙者日々精神の鍛練をしているが
そういうのには慣れてないでござる!

あとなんでカオナシなんだよ
ハロウィンじゃあるまいし

あんなモラルの低い連中がやるような
悪魔崇拝イベントとかごめんだからな





ちょっとLilyさん、
がくぽさんも呼ぶの?





み、ミク殿、良い所に。

どうにかしてほしいでござるよ。

さっきからLily殿がしつこくて。



でもがくぽ君、明日何の予定もなくて、
今晩もどうせ暇なんでしょ?



どうせ暇とか言うな。

そんな事言うなら、絶対に参加せぬぞ。



そもそもパジャマパーティーって
女子だけのイベントじゃないの?

別にがくぽさん混ざっても良いけど



一応、男子だけのもあるみたい。

でもさすがに男女混合のなんて
聞いたことがないし。



やる人タチはやるよ。

勿論、互いが承諾すればだけどね。



私は大丈夫なんで、がくぽ君、
是非カオナシ姿で来てちょうだい。



お主はよくても他の女子は反対
するかもしれないではないか。



そんなこと誰も言わないわよ。

ほら、男らしく女だらけの
空間に飛び込みなさいよ!



Lilyさんその言い方は語弊があるわ



だから拙者そういうのに慣れてなくて



がくぽさん顔赤いですよ?

かわいいとこあるんですね。笑



も~、がくぽさんったら
男の子でちゅね~。笑

本当は混ざりたいんでしょ~






<皆してがくぽ君を茶化す中、そこへ・・・>







何やってるんですか?

騒がしいから来てみれば、
がくぽに良い迷惑ですよ。





キョテル殿、すまぬ、
起こしてしまったようで。



が、がくぽまで!?

そんなに私をキョテル呼ばわりしたいか!?



だって先生、マシュターのアイス
勝手に食べたんでしょ?

おまけにボケナス呼ばわり。笑



何度も言わないでください


とにかく、がくぽが嫌がってるんだから、
きっと眠たいんでしょう。



いや、全然眠たくないでござる。


なんだと!?


あ、でしたら、私の部屋に来ませんか?

23時くらいまで、
深海サメについて語り合いましょう。






<借り物>







(心の声)
なんかやだな~断ったら根に持ちそう。

大体何で深海サメなんだよ?

そういえばノコギリザメも深海魚の分類だっけ?


すまぬ、Lily殿。

やっぱソッチに混ぜてもらうでござる。



もー最初からそう言えばいいのに。

さ、行こ行こ。





ちょっがくぽ!?

私を一人にしないで!

ていうかそんなにハーレムが好きか!?



そうじゃないけど、なんならお主も一緒に

ヤダ



何故でござるか?



だってキョテル先生のことだから、
多分0時に近づくにつれて、

「早く寝なさい!」

とか口煩く言ってきそうだし。



あぁ、確かに。

気分を害されるのもねぇ。



そ、そんなこと言いませんよ。

マスターだって今回だけは
許可したわけですし。



そうですけどぉ~

今日のキョテル先生さぁ・・・

なんか生理的に
受け付けない



え”







<年頃の女の子から、グサっと来る一言を言われ、落ち込むキョテル先生。
 ミクさんらは皆がいる部屋へ戻って・・・>







あそうだ、せっかくだし、
お隣の寮の女子も呼ぶ?



お隣って、テトちゃんやリツさんとか?

本人らは都合大丈夫かな?



キクを呼ぶのはやめてね



何でキクちゃんはダメなの?

喧嘩でもしたの?



喧嘩じゃないんだけどね。

何時の日か忘れたけど、
今晩みたいに夜遅くまで起きてて、
ある怖いSFホラー洋画を見せられて。



SFホラー?






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<それは、とある金曜日の晩のことなのでした。
 ネルさんは、呪音キクさんから「見せたい洋画のDVDがある」と言われ隣の寮へと招かれたのでした。>







見せたい洋画って何よ?

こんな夜遅くに。


まあまあ、それは観てからのお楽しみ。






<言われるがままに彼女の部屋へ入るネルさん。

 その結果









どぉ?

中々ホラーチックでしょ




ナニコレ怖いし気持ち悪い!

なんてもの見せるのよ!?








<ネルさんが見せられたのは1999年に公開された洋画「VIRUS(ヴァイラス)」。
 これは、人工衛星と船が、実態の無い宇宙生命体(?)に感染し、肉体を解体された船の乗組員の身体・部位と機械を融合させたものが出てきます。
 なお、これを期にネルさんはホラー兼スプラッター全般に抵抗が無くなりましたとさ。
 その様子が既に下記のエピソードにて回想シーンとして少し書かれてます。笑>



MIKIが語る◆気持ち悪い童話:前
(2013年5月)






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(心の声)
通りであの時、ネル殿はパニックホラー映画
見ながら黙々とホルモン焼食べれたんだ。



そんなことがあったのね。

じゃあキクを呼ぶのはやめよう。

(小声)どうせ呼ぶ予定なかったし


スコッティも・・・

ネルとは仲良くないよね?



あースコッティなら






■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


レンきゅんがいないのに夜更かし?

そんなの意味ないじゃん

しかも夜遅くまで起きて肌荒れを起こしたら
レンきゅんに合わせる顔ないじゃない

バカじゃないの?


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そうだよねそうだよね。

あの子はレン君と一緒が良いよね。


じゃあリっちゃんと
テットテトだけ呼びますか。



やっぱ呼ぶの女子だけなのね



リツって女子だっけ?






<そうして、ミクさんはテットテトさんとリツさんに、今夜来られるか連絡をよこすのでした。>







どお?二人とも来れるって?



なんか30分くらい遅くなるけど来るって。

先に始めててって言ってたし。

そんじゃ、始めますか。



ところで、パジャマパーティーって、
具体的に何するの?



そりゃーもうこれっきゃないでしょ。


これって?







さーてこの中で誰が一番強いか白黒はっきり決めようじゃないの






<そう言って、がくぽ君所有の模造刀を持ってしょうもないことを始めようとするLilyさん。
 当然、がくぽ君はどうするかと言いますと・・・>









MIKIさん、リンさん。

こらしめてやりなさい





ほい来た!






ギャーーー!!
















わ、Lilyちゃんかっこ悪。笑





MIKIさん、リンさん。

もう良いでしょう。






ハーイ





水戸黄門か己らは!?



今のスマホで撮っちゃった



もー撮らないでよー



ハクさんはパジャマパーティーが
どんなのか知ってるの?



そりゃ・・・・・・


さー安いよ安いよー

今なら3着まとめて
買うのがお得だよ~






それ絶対違うよね?

ただのセールじゃん



ゴメンナサイ



パジャマパーティーってのは・・・


(小声)
自分のパジャマの柄を自慢することよ

たった今思い出したわ



そう、例えば私のパジャマなんて、
蛸の足の吸盤模様が凄いのよ!

どこにも売ってないからレア


ってこれパジャマパーティーじゃねーよ!



全然楽しくない。

つーか気持ち悪い



それも絶対違うよね?



だってMEIKOさんが



あら、私がどうかした?








まさか、お主らパジャマパーティーを
やったことがないのでござるか?



そういうがっくんはあるの?


一応ね

パジャマパーティーというのは







コンコン







<がくぽ君が説明しようとした瞬間、ドアをノックする音が聞こえたのでした。>







おや、リっちゃんたち来たのかな?

まだ30分も経ってないけど






<ミクさんがドアを開けると>







ガチャッ








あの、静かにしていただけませんか?

下の階まで響いてました。





あ、ごめんなさい。

気を付けます。

お騒がせしました。






お願いします。







ガチャッ








え?今のどなた?



新しい住人かしら?



でもマスターから何も聞いてないわよ?



ていうか、ちょっと待って。

さっきの人
身長高くなかった?




あ!そういえば・・・



た、確かそういう高身長の
モノノケっていたよね?

な、なんて言ったっけ?



そ、それって八尺様なんじゃ!?



いや「ぼっぼっ」と言ってなかったし
普通に言葉喋ってたからね。

白い帽子と衣装じゃなかったし。







PLLLLLL♪








あ電話だ、ちょっと失礼。

(ピッ)

もしもし~?







もしもし、ミクちゃん。

今、コチラの寮に上がらせてもらって、
ちょうどフロアにレン君がいて
事情を説明してるんだけどね。

さっきソチラに背の高い女が
上がって行かなかった?







あーリっちゃん、今フロアにいるんだ。

うん、来たよ、誰?と思ったけど。

もしかして、リっちゃんの知り合い?







そうそう、私らの知り合い。

驚かせたらゴメンね。

なんか、2階から物音がしたから、
その子が注意しに行ったみたいで。







なんだ、リっちゃんの知り合いなんだ。

もしかして、リっちゃんたちが住む寮に
最近新たに入居した子なの?







いえ、ずっと前から住んでた子よ。

名前は

欲音ルコ

って言うんだけど、前に話したから
ミクちゃん知ってるよね。

あ、でも顔見るの初めてなんじゃ?






へ、へぇ~。

そ、そうだね初めてだわ。

じゃあ部屋で待ってるんで。

はーい

(ピッ)







ミク殿、リツ殿たちが来てるでござるか?

さっき来た人のこと何か知ってて?



えーっとね、さっき来た人が

欲音ルコ

さんです。



ルコさんって、名前だけは聞いてるけど。

そういえば今まで顔見たことなかったわね。



なんだ、八尺様じゃないんだ。

あー良かった。


(小声)
八尺様がさらうのはレンきゅんのような
未成年の男の子だからなこのデカ乳女



ネルちゃん何か言った?



ううん別に何も



ルコさん・・・

私、先月外で会ったよ。

その時はレンも一緒だったけど



え?ホント!?

どんな感じの子だった?



話すと少し長くなるんだけどね。






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<それは先月・9月のことでした。
 その頃、リンさんとレン君は体育祭に向けて外で練習をしていたのでした。>







ホントもうさ、かけっことか、
100m走とか、いらないよね?

見ててもつまんないし、
どう考えてもさ・・・


足遅い人にとって羞恥プレイでしかないよ!





自分が足速かったら絶対に

「運動会楽しみ!」

と言うだろうね。


まったくね



はぁ、面倒だけどさっさと練習するかぁ。



二人三脚をね。



二人三脚って今年の競技にあったっけ?



ないよ、もースコッティってば。



リンちゃん、邪魔しないでくれる?





練習の邪魔してるのは
アンタでしょスコッティ




る、ルコ!?

アンタいつの間に部屋の外に出てたの?

ていうか邪魔なんてしてないわよ





スコッティの知り合いの人?





アナタ、いつも短距離走の練習を
してるけど、運動会が近いの?



あ、はい、来週が体育祭の日、なんです。





ルコ、私はリンちゃんとレンきゅんの
練習に付き合ってあげてるだけよ?

アンタこそ、ずっと引きこもってたんだから
的確なアドバイスできないでしょ?

足手まといよ。



ちょっ引きこもってたとか言わないで



どういうことなの?



言葉通りよ、この子、
今まで自分の部屋に引きこもってたの。

理由は外見から察して。笑





そっかー、背高いもんね。

大方、女型の巨人などと
言われてたんだろうなぁー。





もー言わないでよ



さ、ルコのことは放っておいて、
さっさと練習はじめましょ。



このヤンデレめ






<練習を続けて、一旦休憩に入るのでした。>







なんだかんだ言ってリン、
最初は練習嫌がってたのに、
今じゃやる気満々だな。

やっぱクラスの皆を見返して
やりたいとかあるの?



そりゃもちろん。



本当にそれだけ?



え、うん、それだけだけど。



本当はもっと大きな動機が
あるんじゃないのかな?

例えば・・・

痩せたいとか


ギクッ



そうなのリンちゃん?



(だから練習に積極的だったのか)



そ、そうだよ!!

1週間前に体重が2キロ増加
してたことに気づいたんだよ!



気持ちは分かるけど、走り方、
いえ体の使い方を間違えると、
運動なんてかえって逆効果だよ。



レン君知ってた?



うん、まあ。

要するに足だけで走ってたら、
足に負担がかかっていけないんだよね。

俺もそのことに気を付けてるようにしてる。



小学生なのによく知ってるね。

えらいえらい。



中学生だよ俺もリンも



そう言われてもなぁ・・・

具体的にどう走ったらいいの?



走る時は、歩くときもだけど、
骨盤を動かすようにするの。

それで足への負担が減るよ。

そしてタイムも縮むから。



全身かぁ~






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なんてことがあったの。



そうなんだー。

今度スコッティにも聞いてみよう



ところで何か忘れてるような?



確か、ルコって子が来る前の・・・

がくぽ、何か言ってたよね?



おっとそうだった。

皆の衆、今まで、
パジャマパーティーをやったことは?



私らは無いけど、お兄ちゃんさっき
一応って言ってたよね?

ちょっと聞かせてよ。



一応って言ったのは、男同士の話で。

あれは昨年のことだったか、
剣道の合宿に行った時のこと。

帰る途中、大雨に見舞われて、
鉄道がストップしてしまい、
やむを得ず一緒にいた剣道仲間の家に
泊らせてもらったんだ。

確か俺を含めて4人で。
でもまあ、その時のお喋りとか
食事とかコイバナとかで
十分盛り上がったんだ。

後に、それが俗に言う
パジャマパーティーと知って。





やばい、私ら女の立場が。



ていうかガックン女子力高くない?



お、男同士・・・やべぇ、覗きてぇ。



コイバナって・・・

その、お兄ちゃんの理想の女性って?



チョッ!GUMIちゃん直球すぎ!!



そうだな、この際打ち明けるか。

俺の理想は・・・





(絶対に金髪ロンゲよ)



(巨乳に興味ない男がいるわけがない)



(アホ毛、アホ毛って言って。)



(白いリボン、お願い。)



(ま、まあ私はレンきゅん一筋だけど、
 でもどうせなら・・・)



(私魚臭いとか思われてないよね?)



(ガックン、お願い、私を選んで!)





茄子が大好きな人




ッチ

期待した私がバカだったよ
コンチクショー




え?GUMI、期待って



確かここにいる女子って
ほぼ全員茄子って嫌いだよね?



あのスポンジみたいな
スカスカした食感とか無理


青臭いし



好き嫌いが激しいな皆の衆。

それでは彼氏とか嫁の貰い手



何か言った?怒



ッヒ!?な、何でもございません。





(こ、こわいよ~。)


(小声)
ダメですよがくぽさん。

メーちゃんの前でそういう話は。


(小声)
すまぬ、忘れてました。





ところで、がっくんの剣道仲間って、
容姿的にはどんな人たちなの?



3人とも体格と身長とも
俺と同じくらいだよ。

髪の長さまではそれほどじゃないけど



ち、因みに、イケメンですか?



ん~何をもってイケメンかは実際に
皆が顔を見ないと何とも言えないけど。

(小声)MIKIさん鼻息荒い



MIKIちゃんって確かピコ君のこと



な、何言ってんのハクさん!?

白髪アホ毛なんて!



今私のこと否定された気がする。怒



それで、寝泊りした時は、
ど、どんな格好だったの?



何でそれを聞くのこのマグロ女



大雨とはいえ、夏だったし、
あの時は暑かったでござるからな。

蚊取りマットの電源を入れた上で、
全員、上半身裸で寝たような・・・



(◉)益(◉)







ポタポタポタ







チョッどうしたルカ殿!?

急に鼻血を出して!?



気にしないで~

ちょっとノボセ・・・








バタッ








ルカさん、気絶しちゃった。



あ~あ、ホント世話が焼けるわね。

誰でも良いからティッシュと、
タオル、あと氷持ってきて。



わかった、俺が持ってこよう。






<MEIKOさんに指定されたモノを持ってきたがくぽ君。>







ティッシュとタオルは分かるけど、
何で氷を?



氷で鼻を冷やすと、
血管が収縮して止血しやすくなるのよ。



そうなんですね。



さっすが、年の功ね。



テメーも鼻血出すか?怒



もう出してるから。


は?いつ?














がくぽが上半身の話をした直後にね。

どうしてくれるのよ。

ほんとオッペケペーなんじゃないの?

責任取ってちょうだいな。









知った事じゃないから。怒

そんじゃ、俺そろそろ寝るわ。



えーもうちょっといいじゃないの。

まだ21時から20分も経ってないよ?

オールナイトなのよ。



そもそも、未成年の女子も多いし、
そんな部屋で成人の男が混ざってたら
色々とアカンだろ。

マスター殿が知ったらどう思う?

ルカが倒れてしまったのも
俺が原因みたいなものだし。

ま、誘ってくれたことは礼を言う。



夜はまだまだこれから



寝るったら寝る



飽きたから寝るんですか?

(小声)そんなに私の名前を連呼しないで



それいちいち言わなくていいから

じゃ、皆おやすみ。






<退室するがくぽ君>







あ~あ、がくぽさん行っちゃった。



ハクさんが変な事言うから。


この腐女子



私ばっか悪く言わないで。泣





ちょっと私も、ルカを部屋まで運んで
看病するから退室するわ。


あ、うん。






<MEIKOさん(とついでにルカさん)も退室するのでした。>




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欲音ルコが語る【パジャマパーティー】後