記事を先にお読みください。
当ブログのお話を閲覧する前にご覧ください
はい、この記事は、私・ブログ管理人が
ボーカロイドキャラクターを用いて
初めて書いた長編のお話です。
このページをご覧になられている
ということは、あなたはボーカロイドに
興味ある方とお察しします。
あるいは怪談話に興味があり、
【トイレの変な花子さん】
という言葉を目にして
ここへ来られたのでしょうか？
どちらにしても、
当ブログへアクセスして頂き
まことにありがとうございます。
今回は何の記事かと申しますと、
私の頭の中で蹲っていたものを
アウトプットしたかったのです。
なにしろ、私にとって初めて書く、
ボカロのお話ですから。
多くの人に見て頂くために、
叩かれる覚悟で投稿してみました。
正直、ボカロ素人である私が、
こういうの公開して良いのかと、
若干抵抗はありました。
が、一人で抱え込んでも
ストレスが溜まりそうでしたから。
【トイレの変な花子さん】
という当記事のタイトルですが、
ストーリー内容がかなりふざけてます。
何故こんなストーリが私の頭の中で
構築されたかと申しますと、
以下のＹＯＵＴＵＢＥ動画を
見たことがきっかけです。
誰がＵＰされたかはともかく、
これ作成された方は凄いと思います。
最近、ＹＯＵＴＵＢＥやニコニコ動画に
投稿されている、俗に言う
「トークロイド」
というのが人気があるそうですね。
要は、今回の話の内容は、上記の動画の
前半部分を参考にしたわけです。
部分的に似たような台詞がありますが
もちろん丸ごとオマージュ（パクリ）
は絶対に良くないことは承知です。
時間に余裕のある方や、
音声が無く文章だけで堪能できる方。
どんな話内容でも構わないという方のみ、
続きを読まれてください。
私からは以上です。
あ～ご機嫌麗しゅう
初音ミクです
この度は続きを読んで頂き、
心から感謝を申し上げます。
何？
私が機嫌悪そうな顔してるって？
あ～それはですね。
すみません、ウチのマシュター（管理人）
が初めて私を描いた絵がコレなもんで。
あ、マシュターというのは
もちろんマスターという意味ですが、
主としては半人前なので揶揄する
つもりで私が勝手にそう呼んでます。笑
ただ一部のボカロさんはきちんと
マスターとあるいは管理人さんと
呼んでますけどね。
で、マシュター曰く、造語ですがここでは
「リードロイド」
（読むトークロイド）
と名付けたそうです。
以下の文章は動画も音声もありませんが、
台詞ごとに私達各ボーカロイドの
キャラクター画像が使われてます。
なお、私達のアイコン画像の絵が
下手糞とかいう文句に関しましては、
あの人アンポンタンですから、
多分受け付けないかと思いますので
ご了承ください。
私がアンポンタンと言ったことは
マシュターには内緒ですよ。笑
それでは下記の注意書きを確認した上で
生の青葱でも齧りながら、
ごゆっくり読まれてください。
なぬ！？
生の葱は嫌だって？
好き嫌いは関心しませんね～。
・・・冗談ですよ、
そういう問題じゃないってことくらい。
【！ＷＡＲＮＩＮＧ！】
●
以下の文章・内容に登場する、
ボーカロイド及び
他キャラクターは
公式のものとは無関係です。
二次創作的なモノです。
●
各ボカロキャラクターの説明はなく
いきなりお話から始まります。
各キャラクターの性格や特徴は
各自調べてください。
●
皆さんご存じの「トイレの花子さん」
のイメージを大きく崩します。
●
歌手音ピコくんが
ツッコミ担当で喧しいです。
●
殆ど怖くない話ですが、万が一、
気分が悪くなった方は
閲覧を控えてください。
＜ここから＞
う～ん中々見つからないな。
ピコ君何探してるの？
もしかしてヘソクリ？
ヘソクリじゃないよ。
ちょっとマスターの小学校の頃の
卒業アルバムを探してたんだけど、
どこにも見当たらないんだ。
何で卒業アルバムを？管理人の弱みを握りたいというか。
どんな小童丸出しの顔写真だったのか拝みたくて。
でも、小学校と言えば、
管理人の学校でも
「トイレの花子さん」
とか流行ってたのかな？
何それ？
「トイレの神様」
というドラマなら放送されてたけど
「トイレの花子さん」
って一体何なの？
っえ？ちょっまさか
「トイレの花子さん」
を知らないの？
知らないよそんな怪談話。
「こっくりさん」や「八尺様」より
怖くなかったら罰として
慰謝料支払ってもらうからな。
はぁ！？「こっくりさん」と「八尺様」
知ってるのに
「トイレの花子さん」
知らないとかふざけるな！
大体、怪談話とか怖いという言葉を
口に出してる時点でキミら絶対知ってて
知らないフリしてるだろ。
知らんものは知らん。
だったらキヨテル先生に聞いてみる？
私達を田舎者みたいに言いやがって
このオタンコナス！
んな事言ってないだろ
＜そんなこんなでボカロ先生こと氷山キヨテルさんのところへ向かうピコ君たち。
その頃、キヨテルさんらは・・・＞
ミクさん、冬休みの宿題は
全て終わらせたのですか？
大丈夫
こんなこともあろうかと日頃から
タコでもわかる！
算数の入門書（※）
で復讐してきたから。
＜※実在しませんｗ＞
要するに宿題が終わらないと
解釈しても良いのね？
しかも復讐じゃなくて復習ね
高校生の年齢にもなって
算数なんて発言普通しないわよ？
レン君も受験失敗して
落第しないように気を付けなきゃね。
ちょっとＬｉｌｙさん
縁起でもない事言わないで
＜ミクさんが宿題を終わらせたか問うキヨテルさん。
そこへピコ君らがやってきて・・・＞
ねえキヨテル先生。
「トイレの花子さん」
というお話知ってますか？
トイレの花子さん？
知ってますが。
でも何でまたそのお話を？
ピコが馬鹿にしてくるのですよ。
一度も聞いたことが無いなんて大恥だって。
別に馬鹿にしてないし
そんな事言ってないよ！
キヨテル先生、皆に分かるように
説明してあげてくれませんか？
良いけど、記憶が曖昧だから
部分的にしか覚えてないですよ？
全然構いませんよ。
ピコ君をギャフンと言わせられるなら。
何で僕をギャフンとするの！？
聴きたいなあ「トイレの鼻子さん」。
気になるわあ「トレイの華孤さん」。
二人とも国語を小学１年生から
勉強し直したら？
ピコ君はその魔人ブ●みたいな
頭を直してください３０秒以内に。
モォーイヤ！
先生、話を始めてください。
わかりました。
＜キヨさんが本棚からそれっぽい冊子を見つけて、
「トイレの花子さん」を話してくれることになりました。
同時にここから他のボカロさんらも何故か集まって一緒に聞くことに。＞
じゃあ話しますよ。
昔、ある学校のトイレに、
花子さんという不気味な人物が
潜んでいるという噂が広がっておりました。
「トイレの花子さん」ねぇ・・・
どんな血ミドロ話だろう？
そこまで怖くありません
そう、学校を運営する上で大赤字を抱えた、
超スパルタ式の某自動車学校の
トイレに花子さんが
自動車学校！？
普通は小学校でしょ！
しかも超スパルタ式って
キャースパルタこわ～い。
いや、マスターも経験済みだけど
自動車学校ってそういうものです。
怪談とスパルタ教育とでは
恐怖の質が違うから。
ていうかハクさんわざと怖がってるでしょ
ピコ君も通い出せば
みっちりシゴカレるから
楽しみにするのよ。
＜先のことなのに今から自動車学校に通うことに恐怖するピコ君＞
生徒達の間では
「トイレの花子さんがいるのでは？」
と恐れられては、
ある１つのトイレだけ不気味な声が
聞こえるとのことでした。
怪談っぽくなってきたわね。
まず誰がＴウィルスに感染するの？
別のストーリーと融合させるな！
トイレの花子さんという名前の
由来と説明が無い事には
ツッコミしないのね。
ある日、講習が終わって一人の女子生徒が、
不気味な声が聞こえる例のトイレに
誤って入ってしまいました。
そのトイレの壁や天井は
赤黒く不気味に染まってました。
その女子生徒どうなっちゃうの？
死ぬの？
いや死なねーし。
勝手に逝かせないでくれません？
赤黒く不気味に染まった一番奥のトイレ、
ソコには・・・
ジャイアンのような体つきをし
ジャイ子のような髪型の、
生徒達が恐れていたという
「トイレの花子さん」が
女の子が危ない。逃げろ。
僕の知ってる
「トイレの花子さん」
もっと可愛い・・・
浴場したらその瞬間に
鼻の穴にワサビを注入すっからな
誰も「トイレの花子さん」の
本名を知らないのですが
【トーイレノハナコ・スァンツェネッガー】
が、そのトイレに暗躍しているとのことです。
何微妙にハリウッドスターの
名前パクってんだよ！！
これもう絶対にマスターがふざけて
考えたストーリーだろ！
ご本人とあと
ＳＫＹ ＮＥＴ に謝罪しろ！
ネーミングセンスが
ダサすぎるにも程があるわ！
しかも暗躍って何企んでるんだよ！？
ｄａｄａ ｄａ ｄａｄａｎ
（あのＢＧＭ）
自動車学校の一か所だけのトイレから
聞こえる不気味な声の主である、
【トーイレノハナコ・スァンツェネッガー】
略してトイレの花子さんですが
略し方ってもんがあるだろ
女子生徒はドアを開けようとすると、
こう怒鳴られました。
「オウ！勝手に入ろうとするんじゃねぇ！」
（ＣＶ：更木剣●）
いきなり怒鳴られた女子生徒は、
メソメソと泣きながら自動車学校を
後にして帰宅しました。
そして
「いつかブチノメス」
と復讐を誓いました。
もっとも、翌日になって忘れたそうですが。
女の子可哀そう。
さぞ怖かったのだろう。
でもなんか花子さん
ＭＥＩＫＯみたいだな。
ぁァア？
本物は「開かないよぉ」
という台詞じゃなかったっけ？
しかも何だよ
（ＣＶ：更木剣●）って・・・。
そう、トイレから聞こえていた
今までの不気味な声とは、
花子さんの独り言や愚痴の声でした。
ボロアパートで一人暮らし
しているオッサンとか
そういう人いそうだよね。
レン君、トイレの話なんですけど。
何故愚痴をこぼしていたのかと言うと、
花子さんは、他に住む家がなく、
仕方なくそのトイレに住んでました。
俗に言うホームレスなの？
さっき暗躍って言ってませんでしたっけ？
どうやって生活していたのか。
それは、講習を終え夜中のうちに、
週に１度、
学校内のわずかな食糧や生活雑貨の調達を、
トイレの天井裏を何度も通ってました。
つまり決して人に姿を見せてはいけない
借り暮らしです
わ～、アリ●ッティだあ。
アリ●ッティ。
小人でも見つかるかも
しれないのに物理的に無理があるだろ。
今までは決して人間に見つからないように
生活をしていた花子さん。
ですが、ある日、あろうことか
一人の男子生徒に姿を見られてしまいました。
ところが男子生徒は、その人物が
「トイレの花子さん」
だと分かっていても、恐れることなく、
むしろこう言いました。
「待ってください！
花子教官ですよね！？」
（ＣＶ：土方●郎 別称：マヨラー）
突然声を掛けられた花子さんは、
足を止め、過去の記憶を思い出します。
「トイレの花子さん」
の正体、それは、
つい最近までこの自動車学校に
勤めていたスパルタ教官でした。
かつて転職を繰り返していた花子さん。
何の縁なのか、この自動車学校の校長に
「ウチに来ませんか？」
と採用されたのでした。
校長先生優しい！
“何の縁なのか”って、
マスター面倒になって
話省略させやがったな。呆
あと（ＣＶ：土方●郎 マヨラー）って
校長先生は、それはそれは
バーコード頭が輝かしい、
頭の涼しそうな方でした。
が、冬の季節は寒いと悩んでました。
日頃からヅラで頭を誤魔化してました。
自動車学校にて教官として
活躍するようになった花子さんは、
大勢の生徒に装甲車の
操作の仕方を厳しく指導したり、
手榴弾の取り扱いを１から
教えたりと大忙しでした。
元自衛隊だったのかしら？
逞しいわね。
僕まだツッコミ担当
しなくちゃいけませんか？
校長がヅラとかどうでも良いです。
ヅラじゃない、カツラだ。
（ちょっと言ってみたかった笑）
＜ツッコミが面倒くさくなってきたピコ君＞
しかし、花子教官のあまりにも厳しい指導に、
生徒達はついていけれず、
やがてはモンスターペアレントまで
現れてるようになりました。
今でもやたら多いんだよな、
こういう無責任な親。
生徒達は自動車運転免許を
取りに来ただけだよね？
あったりめーだ。
危険物取扱の資格取りに
来たように見えるか！
また、装甲車や様々な銃、
手榴弾を取りそろえるのに、
自動車学校側は大きな赤字を
抱えるようになってしまいました。
会社も学校も運営は甘くないでござる。
今まで花子さんが装甲車やら銃を
取りそろえたことを放置した
他の教官の頭が可哀そうで仕方ありません。
やがて花子さんは、自分のせいて
学校が閉鎖に追い込まれる事を痛感し、
自分さえいなければと
強く思うようになりました。
自分さえいなければ学校が赤字で
潰れずに済むと考えた花子さんは、
校長に別れを告げる事なく、
黙って姿を消しました。
しかしこの学校に未練を感じ、
他に行く宛てもなかったとのことで、
コッソリとトイレに
暗躍することにしました。
辛いわね、恩人との別れは。
暗躍か借り暮らしか
ハッキリしてほしいです。
数ヶ月も経過した今。
当時の生徒達は卒業をして、
誰も花子教官の事を覚えているはずもなく、
同僚の教官達もその人の存在が
記憶から消えつつありました。
しかし花子さんを見つけた、
先ほどの男子生徒はだけは
忘れていませんでした。
なんだかマトモな方向へと変わりそうね。
怪談じゃなくなっても
マシな話になってほしいな。
何故ならその男子生徒は、
卒業試験に何度も落ちて、
未だに卒業できずにいるからです。
筆記も技能も覚える事が多いからね。
さっさと合格して卒業しろよ浪人生！
男子生徒は、花子元教官に向かって
言いました。
「教官！
今までどこにおられたのですか！？
心配したのですよ！
俺、教官から教わった厳しい指導の事、
一度も忘れてません！
花子教官がかつて、
どんな指導をしてきたかと言うと・・・
ただ単に厳しかったのではなく、
他の教官と違ったところは、
誰よりも事故の悲しさを知ってたので、
それを教えてました。
当時、花子教官は交通事故の
悲しさを伝えるために懸命でした。
この切実な話が生徒全員に
伝わったかどうかは不明です。
何故当時の花子教官が
ここまで語ったかと言いますと、
教官のご両親が悪質な
ドライバーにより亡くなったからです。
過去に家族を失う悲しみを
体感した花子さんは、
これから運転免許を取得する人達には
絶対に
自分と同じ苦しみを
経験してほしくないと強く願いました。
しかし指導がスパルタすぎたため、
多くの生徒が教官の言う事に
耳を傾けなくなってしまいました。
しかしだが先ほどの男子生徒だけは
花子さんについていきました。
彼が花子教官を嫌いにならなかったのは、
他の教官からは学習能力が悪いと見放され、
自身の成長を見込んでくれているのは
花子教官だけだったからです。
というのも、その男子生徒は、
脳に発達障害があるのです。
たまにいるのよね。
学習能力が低いってだけで
人間のクズ扱いする嫌な大人が。
脳に発達障害・・・か。
さっき言った
「さっさと卒業しろよ」
という言葉を取り消したい。
他の生徒より学習能力が劣っていた彼は、
孤独感に陥ったのですが、
花子教官がどんなにスパルタでも
自分自身を見放さずにいてくれました。
だから、彼は諦めずに今も
自動車学校に通い続けられたのです。
しかし、ずっとその場で自分の
過去を打ち明けた花子さん。
他の教官や校長に見つかり、
ずっとトイレである野望を企んでいた
ことがバレてしまいました。
私、少し涙が出てきた。
せっかく感動的な展開かと思ったのに
なんだよある野望を企んでいたって！？
やっぱり暗躍していたのか！？
明治政府への復讐の事でいいんじゃね？
ある野望とは、悪質なドライバーの
排除を目的としたものです。
残念ながら警察に連行されることになり、
最後にこう言いました。
「お前は絶対に諦めるな。
私の分まで精一杯全力を尽くすんだぞ。」
男子生徒はその場で膝まづき、
涙を流しました。
そして、免許証を取得するまで
絶対に挫折しないと決意しました。
校長先生は被っていたヅラを取り外し・・・
「待っていますよ。
何年経っても。」
（ＣＶ：キ●グ・ブラッド●イ）
この話、本当にマスターが考えたの？
変なストーリー内容の時点で確定でしょ。
しかもよりによってホムンクルスの
キャラクターボイスを。呆
花子さんは最後に、
鼻から一粒の涙を落しました。
同時に、被っていたヅラも床に落ち、
校長先生にこう言いました。
「校長先生の輝かしいバーコード頭と、ついでに恩は、一生忘れません。
私なんかを採用してくれた事、
本当に感謝しております。」
お前もヅラかよー！
やっぱり女装してたのか！
感謝するのは立派だけど
採用してくれた事を第一にしろよぉ！
女性でも薄毛に悩む人はいるんだよ。
つってもこの花子さん男でしょｗ
しかし、一つ腑に落ちないことが。
花子さんが借り暮らししていたトイレが、
やたらと赤黒く染まっていた事。
校長先生は花子さんに質問しましたが
「盗人は認めますがトイレ内の赤黒い染みは何も存じません」
という返答だけでした。
もちろん校長先生自身もこの件は
「なんの、ことだか？」
ととぼける様に答えただけでした。
結局、壁のことは分からずじまいです。
赤黒くって・・・単なる錆じゃ？
なんか急に怪談になってきたような
花子さんが警察に連行されて数日がたって、
あの男子生徒も既に無事卒業した
さらに１ヶ月が過ぎて。
無事卒業できたんだ。
でも何なのこの嫌な予感
最近、生徒の間で、
このような会話ばかりが続いてました。
生徒１：
なあ、鬼瓦（仮名）見なかった？
最近学校に来ないんだが。
生徒２：
そういえば見ないな。
まさか挫折したかな？
生徒３：
勉強のしすぎで頭疲れてるんじゃない？
にしても獄ヶ原（仮名）、
トイレに行ったきり戻ってこないね？
生徒４：
・・・ところでさあ、
あの汚いトイレを工事しにきた人達、
トイレに入ったっきり、
姿を見なくなったんだが？
このように、生徒たちによる
奇妙な会話が数週間続きました。
それどころか、講習を受けにくる生徒は
一人
また一人と
少しずつ人数が
減っていき
なんだか寒気がするんですけど
神隠しっぽいけどやや違う
いつものように講習が終わって。
一人の糞なヤンキーの生徒が、
こっそり隠れて煙草を吸おうとするために、
あの赤黒く染まった例のトイレに
何の躊躇もなく入りました。
その直後
kvqm,34pb-ospea,i-[04w--------
一瞬のうちに、糞なヤンキーの
姿は消えました。
それと同時に、そのトイレの壁や
天井は謎の真っ赤な液体により、
トイレ内が赤く染まりましたとさ。
そしていつからそこにあったのか
分からない眼球が・・・
赤黒いトイレの正体は、
校長を除き、未だ知る者はいません。
奇妙な事に、校長を除く他の生徒や教官は、
その赤黒いトイレに入った人間が
その後、行方不明になった事にすら
気にも留めないとのこと。
＜ここでようやくお話を終えることに＞
まあ、「トイレの花子さん」というのは、
確かこんなお話だったかな？
どうだった皆？
ご感想は？
僕の知っている
「トイレの花子さん」
のお話と大分違うし、
むしろコッチの方が恐ろしい。
糞なヤンキー隠れて煙草なんか吸うから。
ザマーミロ
人間のクズ野郎相手でも
そんな事を言ってはいけないでござる。
殺生はいけない。
がくぽ兄さん、
自分も何気に口に出してるよね。
この変な話って最初から最後まで
マシュターが考えたの？
キヨ先生が持ってるその冊子
嫌な終わり方よね。
文章だけだからいいけど、
動画にしたら絶対気持ち悪い映像になるわよ。
まあ男子生徒がトイレの犠牲にならず
卒業できた事を喜ぶべきか、
血生臭い話で終わらせるなと
マスターに文句を訴えるべきか。
微妙な所ね。
ソレなんですが、途中までは
確かにマスターが書きました。
ですが本文中の
「一つ腑に落ちないこと」
という台詞から最後までは、
なんか別の人が考えたそうだよ。
どういう事なの？
別の人って？
実はマスターがとある知人に、
一人目のモニターとして
添削してもらったそうですよ。
そのある知人が
言ったそうだけど・・・。
「一応、怪談話として最後は怖く終わらせる方が良いですよ。
私が文章を考えてみますので、それを使ってください。」
マジですかマシュター一人で書いたんじゃないんだ
どんな人なの？
それが、名前を言わないって条件で
協力して頂いたそうで。
ただ、この
・赤黒く染まった不気味なトイレ
だけと、トイレそのものが生きていて、
入った人を喰らうと聞いたような？
何それ「トイレの花子さん」
以上に不気味じゃないの。
でもそのトイレで借り暮らししていた
花子教官は何で無事だったの？
トイレが人を喰らう化け物だとしたら、
好き嫌いの問題だったりして。
その設定も、マシュターの知人が
考えたものでしょ？
あと、文中の最後辺りに
“校長を除き”
とあるけど、その校長先生が
何か隠しているんじゃ？
確かに、校長先生が花子さんに
赤黒い染みの事を質問して、
あたかも自分も何も
知らないように見せかけて。
全ては校長自身の仕業
って事も考えられるね。
その校長先生が
実は人間じゃなくて、
何か得体の知れない存在
って考えた方が筋が通るね。
（ＣＶ：キ●グ・ブラッド●イ）
という時点で怪しいし。
で？そのバーコード頭の校長というのは？
正体は一体何なの？
キヨテル先生、
マシュターから聞いてるんですよね？
それがですね、“ある知人”は
マスターにも教えなかったらしいです。
その人は、こうもおっしゃってましたよ。
「世の中には、謎のままにした方が面白い事もあるのですよ。
正体が分かってしまうと、案外つまらなく感じませんか？
だから教えません。
決して手抜きなんかではありません。」
ま～、確かに一理あるかも。不気味さを強調させるために、
トイレも校長先生のことも
あえて正体を明かさないようにしたんだね。
もう一つ気になる事があるんだけど、
最後辺りの
「kvqm,34pb-ospea,i-[04w--------」
って、一体何なの？
おや、それを聞いちゃう？
コレ知ってしまうと、今後、
焼肉屋でホルモン焼食べる気が失せるよ？
えっ！？それってつまり・・・
やっぱりそういう展開なの？
この部分は、マスターの知人が
言葉で表したそうだけど、
管理人もこれにはドン引きして、
とても掲載する気になれなかったとか。
つまりモザイク代わりの
様なものってことですか。
ん？レン君どうしたの？顔色悪いよ。
ど どうしよう。
もう夜中に一人でトイレに行けれない。
何を言ってるでござるかレン殿。
この世に幽霊とか居ないでござるよ。
あ、幽霊かどうかは分からないけど、
最近マシュターが睡眠中に、
何故か目を覚まして、
変な声が聞こえるとか言ってたわよ。
まあ気のせいだろうけどね。
マシュターが夜中にトイレ行く時に、
外から数匹の野良猫による
こわ～い鳴き声が頻繁に聞こえてくる
日が続いたことがあったよね。
野良猫たちには何か見えてたのかな？
ちなみに、布団の中での金縛りも、
日常茶飯事とか言ってたもんね。
＜女性陣の言葉に、がくぽ君は若干寒気を感じ、冷や汗をかくのでした。＞
そ、それがどうしたでござるか？
それはあくまでマスターが
体感していることでござろう。
拙者には何の関係もな
どうした、がくぽ。
声が少し震えてるように聞こえるが。
顔も真っ青になりかけてるわよ？
本当は怖いんじゃないの？
幽霊の存在を信じるかどうかは
がくぽの勝手だけど。
マシュターが変な声や音を
耳にしたことは紛れもない事実よ。
真夜中の間に誰かが私達を
ずっと黙視してたりして。
＜その日 夜中の午後１１時半＞
画像出典：ｐｉｘａｂａｙ
カ・・ＫＡＩＴＯ殿。
と・・トロ・・
トイレに・・つ・・・
付き合って欲しいでござる
なんだよ～こんな夜中に。
せっかくアイスの家に住める
夢を見てたのに。
＜トイレの前に立つ二人＞
ＫＡＩＴＯ殿、
ドアの外で待っててほしいで
あー分かったから
早く済ませてくれよ。
ただでさえ寒いんだから。
＜トイレの外で待っているＫＡＩＴＯ君の背後に、何かがゆっくり近づき・・・
そして＞
ヒィィィイイイイイーーー！！？？
＜そして翌朝＞
だ、誰かＫＡＩＴＯ殿を
見なかったでござるか？
昨日の夜中から姿を
見ないのでござるが？
み、見てないけど。
そういえば昨晩変な声が
聞こえたんだけど？
確かに聞こえたね。
ＭＥＩＫＯさん、何か知らない？
にしても昨日は
ツッコミまくったから喉が痛い
さ～、裸マフラー姿で
滝登りにでも出かけたんじゃない？笑
・・・メ～ちゃん、昨晩
ＫＡＩＴＯ兄さんに何したの？
【ＥＮＤ】
